導入事例

株式会社アグレックス様
従業員モチベーション向上施策「GRATICA」導入事例

GRATICAがもたらした社内の変化とは

株式会社アグレックス
ビジネスファンクションサービス事業本部
カスタマーリレーションサービス事業部
コンタクトサービス部
應後 千聖(おうご ちさと)様

株式会社アグレックスは、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、SS(ソフトウェアソリューション)、SI(システムインテグレーション) を複合的に提供することで、さまざまな企業のビジネスプロセス全体の最適化をサポートしている会社です。昨年、スタッフの働きがいを向上させるためのプロジェクト施策として、コンタクトサービス部にてGRATICAを導入しました。その結果、驚くべき変化が生じたと言います。本プロジェクトの推進メンバーである應後千聖さんに詳しくお話を聞きました。

働きがい向上のためにGRATICA導入を検討。トライアル後の満足度は100%!

今回GRATICA導入の発端となったのは、全社で始動した働きがい向上プロジェクトです。

私が所属するコンタクトサービス部では、私を含めた3名が、プロジェクトメンバーとして、社員の働きがい向上のための施策を推進していくことになりました。まずは、部署内の働きがいを向上させるためにどんな施策をすべきか、アンケート調査を行いました。

アンケートを集計したところ、社員が求めている姿として「信頼関係が構築できており、お互いの努力や功績を褒め合える状態」という回答が最も多くありました。

また、現状の課題として「ほかの業務担当の社員とあまり関わり合いがない、横の繋がりが少ない」点が多く挙げられていました。

このように、社員の回答からあるべき姿と課題を照らし合わせたとき、お互いに感謝の気持ちを伝え合い、交流を生み出すような仕組みが必要であることがわかりました。

ちょうどその頃、ほかの部署のプロジェクトメンバーからGRATICAの話を聞いて、サンクスカードは部内を変える最適なツールではないかと感じ、導入を検討することにしたのです。

早速、私が所属していたチーム10名で2週間のトライアルをすることに。

そして、トライアル後にアンケートをとったところ、次のような数字が出ました。

◇使いやすかった…92%

◇通常業務に支障がなかった…75%

◇部内で導入すべき…83%

◇褒め合い・認め合い・賞賛し合う環境が構築できた…100%

たった10名の感想ですが、大変高い満足度が得られたことがわかります。

なかでも、「褒め合う風土が醸成できた」と回答した人は100%でした。

業務に支障が出ないか?と危惧していた点も、75%が支障なしと回答。始業前や、業務の合間のスキマ時間、退社前などで、無理なくカードを送ることができていたようです。

この結果を受け、すぐに上司にプレゼンをして、部署全体50名での本格導入となったのです。

使い方がわかりやすく、初期費用がかからず、料金体系もシンプルだったので、スムーズに導入へと進められました。

「GRATICAしよう」が合言葉。サンクスカード定着の秘訣は部会での表彰にあり

実際に部署内で使い始めて以降、さまざまな変化を感じました。もともとコンタクトサービス部は出社率が高く、顔を合わせて会話しやすい部署だったので、風通しが良く働きやすい環境ではありました。

ただ、仕事上接点がある人とはよく話すけれど、接点がない人とはあまり関わらない、といった個人差が大きくて。それが、GRATICAを使い始めてから、ほんの些細なことでもカードのやりとりがあちらこちらで生まれるようになったのです。

さらに、カードを送り合う様子を第三者が見て、「あの人とこの人、業務はまったく違うけど接点ができたんだな」と社員間の交流を知ることができる点も、さらに横の繋がりが広がった理由だと思います。

いつの頃からか、「〇〇さんGRATICAしよう!」「今日うれしいことがあったから、GRATICAしなきゃ」というワードが使われるようになりました。

サンクスカードの認識が上がってきたことを肌で感じられるようになりましたね。

とはいえ、各自の自主性に任せるだけではなく、プロジェクトとして訴求のための施策も行っています。

そのなかのひとつが、毎月行われる部会で、1ヵ月のカード送受信数ランキングと、ベストサンクスカード賞の発表をすることです。

毎月、思わず笑みがこぼれるほっこりしたカードが飛び交います。

ベストサンクスカード賞は、その月にやりとりされたカードの中から、一番ほっこりしたものを推進メンバーが選んで表彰するというもの。そのカードを送った人、受け取った人からコメントもお願いし、なるべく盛り上げられるように試行錯誤しています。

すると、数字の報告が続いて堅くなりがちな部会の雰囲気が、少し和むようになりました。長時間の部会の中に、みんなでほっこりできるアイスブレイクのような時間を設けられたことは良かったです。さらに、部会後はカードの送受信数が一気に増える傾向にあります。

部会での表彰は、確実にGRATICA定着の一助になったと同時に、部会自体の雰囲気も変えてくれました。

褒め合える環境を実感できた人の割合が44.3%アップ! カード利用者は200名にまで拡大

部内50名でGRATICAを導入して3ヵ月経ったところで、目標だった「感謝を伝え合うことで賞賛の風土を構築する」ことがどれだけ達成できたかアンケート調査をしました。

GRATICA導入前は「褒め合える環境」を実感していた人は17.6%。この割合を、+10%の27.6%までアップさせることがミッションです。

結果は、61.9%!なんと3ヵ月で44.3%アップという驚くべき数字が出ました。実際に社員からは、

・感謝の気持ちを言葉・形にあらわすことができている!

・小さなことでも褒め合えている!

・その人のことを考えながらカードを選んだり、コメントを書いたりすることで、新たな繋がりが生まれている!

・他業務に対して興味がわくようになった!

といったうれしい感想が多々寄せられました。その結果、他部署にも拡大し利用人数が200名に。トライアルから約1年、GRATICAの輪がどんどん広がっています。

最終ゴールは「GRATICAが必要ない」社内環境

褒め合う文化の醸成と、横の繋がりを生み出すことが狙いでGRATICAを導入し、ようやく200名まで拡大できました。

施策を進めるうえで、相談に乗ってくれた上司や先輩にはとても感謝しています。私ひとりの力ではなく、周りからのフォローに助けられながらここまで大きくすることができました。

ユーザー登録が200名を超えたとはいえ、GRATICAを使っていない人も一定数います。

これだけ社内で良い結果が出ているので、ぜひサンクスカードを送り合ってほしいなと感じています。一度使うと、GRATICAの良さが実感できるはずです!

今後は、全社規模で活用して、さらに横の繋がりを強化していきたいです。

そしてこれは究極の目標ですが…GRATICAの出番が必要なくなることこそ、最終のゴールだと思っています。サンクスカードがなくても、お互いに褒め合い、認め合える。そんな未来を目指して、引き続きGRATICAの魅力を会社全体に広めていきたいです。

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