株式会社ヨシダ様は、業界の草分け的存在として全国の歯科医院や歯科診療所に向けて様々な製品やサービスを提供されていらっしゃいます。ヨシダ様ではコミュニケーション活性化の課題を解決するためにGRATICAを導入頂いておりますが、実際にどのようにGRATICAをご活用いただいているのでしょうか?

部門導入から3ヶ月で全社導入へ

弊社は全国の歯科医院向けに開業や経営に関する総合コンサルティングを行っており、社員の約2/3が営業として外回りをしています。

お客様先を訪問する機会が多いため会社内のコミュニケーションを活発にする目的で、以前からTHANK YOUカードというものを使用していました。
このカードを集めると賞品と交換できるというポイントプログラムを社内で展開していたのですが、カードを集計するのが非常に大変であったことと、同じ勤務地の者同士でしかやり取りができなかったため、GRATICAを導入することにしました。

導入にあたって色々と検討したのですが、費用が掛からないという点と、弊社社員の平均年齢が40代前半と少々高めなので使い方が簡単であるという点を評価させて頂き導入することに決めました。

導入当初は、管理部門や人事、経理、総務などの部門で、40人程度でスタートしました。実際に使っていても簡単だし、まあいいだろうということで3ヶ月後に全社導入に切り替える事になりました。

<以前使っていたTHANK YOUカード>

以前使っていたTHANK YOUカード

「気づきからの行動」で感謝を送信

以前より社長が「気づきからの行動」という言葉を口にするのですが、GRATICAはそれに役立っているのではないかと感じています。
周囲に感謝を送るためには、まず周囲を観察する必要があります。その観察の中から様々な気づきが得られて感謝の行動につながり、コミュニケーションの活性化にもつながっているのではないかと。

例えば営業職のスタッフも、たまに研修などで集まる機会もありますが、そんなにしょっちゅうでもない。
現場に出ている時間が長いため、社内の人間関係の範囲が狭くなりがちなのですが、距離が離れていてもGRATICAをきっかけにして、いろいろな気づきからコミュニケーションに活性化につながればよいなと感じています。

実際に、めったに発生しない社内処理が発生した時にみんな「どうやるの?」と戸惑っていたところ、地方の拠点のスタッフが回答し、それに対してGRATICAで感謝が送られていたというケースがありました。
その他、GRATICAのカードの中で画像が添付できるものがありますが、そこに上がる画像でカードを送る人の人となりが分かるのも面白いですね。

部門導入の時には画像が添付できるカードがある事に気づいていなかったのですが、全社導入になった際にカードに画像を添付してカードを送る方がいらっしゃいまして。
元々その方が添付される画像は面白いものが多かったのですが、ある時カードの中に松葉杖の画像が含まれていて「あ、ケガをしたのかな」と(笑)。私は立場上、社内でやり取りされているカードをよく確認するようにしているのですが、カードを通じていろいろな方の近況を知ることができるというのも使っていて面白い点です。

<カードを集めると賞品と交換できる>

カードを集めると賞品と交換できる

まずはGRATICAの社内浸透からスタート

全社導入を行う際、まずはGRATICAの事を社内に浸透させる必要があったため、提供いただいているチラシを社内に配布してGRATICAの事を知ってもらうところからスタートしました。
その他、社内報でもGRATICA使い方を紹介したり、外出先でiPhoneからでもカードを送れることなどを告知しました。

そういった取り組みにより徐々に利用者が広がっていったのですが、どうしてもログインしてくれない人が一定数存在するため、そういった方々には定期的に招待メールを送り続けるようにしてログインを促すようにしています。

またTHANK YOUカードをGRATICAに切り替えて、もらったカードの数に応じて賞品と交換できるポイントプログラムを展開したことも社内のGRATICAの認知向上に寄与しました。
ポイントプログラムは今回で13回目になりますが、半年間でもらったカードの合計数に応じて賞品がもらえるというものになっています。交換できる賞品には社内で取り扱っている歯ブラシや歯磨き粉のほか、社長と一緒に会食できるというものもあったりします。
そういった賞品を目的に積極的にカードのやり取りを行う方も一定数いらっしゃいますね。

このような福利厚生の取り組みは、意外と社外からの評判がいいですね。
例えば学生向けの会社説明会の中で「GRATICAを使ってこんな事もやってますよ」と紹介すると、社員を大切にしているのが伝わるのか、比較的魅力を感じてくれる学生さんが多い印象です。
このポイントプログラムを楽しみに入社してくれる方もいるので、今後も積極的にGRATICAを活用していきたいと考えています。

インタビューの様子_1

社員を大切にする取り組みで従業員満足度が上昇!

実は弊社は、離職率がここ数年上昇傾向にあり、いろいろと改善や工夫を試みているところです。
2019年末に行った社内アンケートでは「今後もヨシダで働きたい」と回答してくれた人が前年よりも6.2ポイントアップしました。

増加した直接的な要因がGRATICAであるとは言えないと思いますが、社員を大切にするいくつかの取り組みが実を結んだ結果かなと感じています。特にGRATICAでは仕事上で行ったことに対して周囲から感謝が送られるため、従業員満足度の向上にはつながりやすいかもしれないです。

今後も社内でGRATICAが継続的に活用されるよう働きかけていく予定です。

インタビューの様子_2
インタビューの様子_3
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