株式会社グリーンハウス様は、パソコン周辺機器を中心に、映像・オーディオ関連機器やキッチングッズをはじめ、セールスプロモーション向け製品やOEM製品、IoTソリューションなど幅広い分野の製品を取り扱う電子機器の総合メーカー様でいらっしゃいます。様々な部署間での交流にGRATICAをどう活用いただいているのでしょうか。

部署間の交流の活性化にGRATICAを活用

弊社は1991年6月に創業しておりまして今年で29年目を迎えます。もともとビジネスドメインはパソコンのメモリーなのですが、そこからどんどん拡大しておりまして、映像・オーディオ関連や、スマートフォン周辺関連、パソコン関連のほか、いまではキッチン製品などライフスタイル関連の製品を手掛けております。

社内はいくつかの部署に分かれているのですが、これまでは部署間の交流は基本的に実務がメインで後は個々人での交流という実情がありました。当然タスクやプロジェクトなどの絡みがあればやり取りするのですが、それ以外は特段交流はなく、部署間のやりとりは企業文化として希薄な印象がありました。そこでGRATICAを活用して部署間の交流の活性化を図れたらいいなと思ったわけです。

導入の結果、部署間での交流は少しづつではありますが改善されてきていると感じています。感謝の可視化というのが大きくて、社内で誰が一番GRATICAを利用して意思表示を積極的にやっている人がわかるのが良いですね。それが良い意味で競争が芽生えだして感謝を送る人が増えているように感じます。

インタビューの様子_1

まずは感謝を受け取ることがGRTICA接触のきっかけに

社内でGRATICAを積極的に使っている人、使っていない人とグラデーションがあるのですが、積極的に使っている人というのは割と社内のコミュニケーションの重要性を把握されている人が多い印象ですね。特にプロパーより転職組が多い感じを持ちます。

またGRATICAを積極的に使っている人は、リアルな対人関係でも積極的にコミュニケーションする人が多いです。業務以外でも自ら足を運んで、世間話からコミュニケーションしていって能動的に業務につながるようなアクションをしている人は少数派ではありますが存在します。

このように日常生活の中でも積極的にコミュニケーションを取る人がGRATICAで積極的に感謝を送ってくれることで受け手がGRATICAに接触するきっかけとなり、GRATICAの利用拡大や従業員満足を向上させる機会につながっていると感じています。

実はまだOK-チップと優待を交換できるという感謝経済圏のメリットを社内に積極的に伝えていません。まずは社内で感謝の気持ちの共有をしましょう、というのを大切にしていて、蓄積されたチップで協賛されている企業さんからのサービスを受けられるというのは具体的には言及はしていない状況です。むしろそこをもっとアピールすれば利用率は高まるかもしれませんが、今は感謝のやりとりを推進していきましょうという段階と考えています。貯めたチップで商品やサービスと交換するためにもっとGRATICAを利用しましょう、というのは感謝を送る事が習慣化された後の楽しみに取っておくのが良いのではと考えています。

インタビューの様子_2

GRATICAの魅力はカードの面白さ

GRATICAの魅力は、カード自体の面白さだと思っています。色々なデザインのカードがあるので、感謝を伝える言葉だけではなく、カードを選ぶこと自体がコミュニケーションの一環になりますよね。社内で送られたカードは基本公開の下で誰でも絵柄が見られますが、ある人は「猫シリーズ」でカードを統一したいので、他のカードは送らないでください、みたいな話してるのを聞いたことがあります(笑)

その他「うんちく」という点で、地方の方言は「うんちく」になりますね。そういうところは使っていて面白いなと。弊社も製品の企画を行いますので、カードのテーマが面白いと刺激になります。「こう来たか!」という意外性のあるテーマのカードが新しく追加されると自社の企画を考える際のモチベーションになります(笑)

また、これは要望になりますがアーカイブされている感謝が、故障とか、お客様トラブルとか、メンバーとか、ジャンルや人ごとで分類できると面白いかもしれないですね。同様の困りごとが起こったときに感謝されている人に聞きに行けるようにするとか。あまりやり過ぎるとビジネスライクになりすぎると思いますが。

それから、送られたカードに返信できるということがUI的にもう少し分かりやすくなると良いのではないかと。返信のやり取りが更に発生すると、より送り手と受け手の関係性の強化につながるんじゃないかなと思います。

インタビューの様子_3

感謝を伝える心理的バリアを下げ、従業員満足度を向上

あとはGRATICAを使う以前の問題なんですが、まず「会社とは考えの違う人の複合体」というところを認識して、仲間と一緒に一つの業務を遂行することの大切さを理解してもらうことが重要ですね。それを認識した上で、GRATICAを活用すると他者との協調や尊重などを改めて再確認するのだと個人的に思います。

仲間と一緒に仕事をするうえで「あの時助かった!」、「困ってた!」と仲間に伝えられ、助け合える関係性を作る事は従業員満足を高めるうえで非常に重要で意味があると思います。人に正面から感謝を伝えるのは少し気恥ずかしい面もあると思いますがGRATICAを使う事で感謝を伝える心理的バリアが下げられると感じています。これがGRATICAを導入した一番の意義ですね。

社員のモチベーション向上の一つのツールだけでなく企業としての居心地のよさみたいなものを提供できないか。「あの時助かった!」、「困ってた!」と周囲に頼れる信頼関係作りにGRAICAをもっと活用出来たらと思っています。

インタビューの様子_4
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