株式会社ナレッジラボ様は、企業の「お金」の管理という課題に対し、クラウド型経営管理システム「Manageboard」と財務コンサルティングを組み合わせ総合的な支援を行っている会社様です。マネーフォワードグループに参画されて以降、会社規模が急成長されているそうですが、どんな課題を抱えていらっしゃるのでしょうか?

「感謝」する文化を根付かせる

弊社はマネーフォワードグループに2018年に参画して以降、急激な成長が続いています。会社の成長と共に新たな社員がたくさん加わってくれているのですが、そのほとんどが中途採用でそれぞれ異なる文化で育ち、異なるバックボーンを持っています。そこでナレッジラボとしてみんなで同じ方向に進んでいくために、弊社独自の文化をより浸透させていきたいという想いを強くしました。そのため、ナレッジラボとして大切にしているミッション・ビジョン・バリューを改めて社内外に発信する事にしたのですが、弊社のバリューの中には“チャレンジ”と“信頼”という言葉が入っています。

我々は短期間で急激な成長曲線を描いてきましたが、成長の背景には多くの“チャレンジ”がありました。ただ “チャレンジ”するためにはお客様が大事で、お客様に価値を届けるには“信頼”できるメンバーが必要です。成長は決して自分一人で実現できるものではありません。周囲の力を借り、それに「感謝」する事ではじめて“チャレンジ”と“信頼”が実現できると考えています。

経営視点からも、会社という組織を円滑に運営する意味で感謝するカルチャーは非常に大事だと感じています。日頃から言葉に出して相手に感謝を伝えるのはもちろん、周囲に感謝する事が当然のこととして、その文化を会社の隅々まで行き渡らせたいと思っています。 そこで感謝を形に残るもので伝えたいという考えから弊社にマッチするサービスを探していた所、OKWAVE GRATICAを見つけました。

ミッション・ビジョン・バリュー

「感謝」でエンゲージメントを強くする

2018年当時の弊社の社員数は15人でしたが、現在は47人と3年で3倍以上に拡大しました。そうすると組織構造の変革が必要になり、以前であれば存在しなかったミドルレイヤーのマネジメント層を設置しなければならなくなりました。ただ、そのポジションに着いた社員も経験がないため急にはマネジメントに必要な視座を持つことが難しく、どのようにマネジメント層を育成するかという課題が発生しました。

また、急激な成長を達成するため各部門に高いKPIが設定されているのですが、それを達成するために各部門が他の部門に対し「やって当然」「ミッションを果たすのが当たり前」というやや無機質な関係性になってしまう傾向が見え始めていました。これはSaaSサービスを提供している会社ではよくあるのかもしれませんが、例えばセールスが数字を達成できていない場合、リード不足をマーケのせいにしたりするというような他責思考が生まれがちです。

これらを解決し感謝を伝える文化を作るため、OKWAVE GRATICAで誰が誰に対してどんなことで感謝を伝えているのかを可視化しました。OKWAVE GRATICAのトップ画面では社内の感謝が一覧で見れるほか、カードを多く送ったりもらったりしているのは誰かすぐに集計し、把握する事ができます。弊社では特にカードを多く送っている人は、“会社の文化を作ってくれる人”と考えているので、誰が多く送っているかを把握する様にしています。 特にマネジメント層には周囲に感謝するという視点を大切にして欲しいですし、自身がカードを多く送る人であって欲しいと思っています。

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感謝する文化は一日にして成らず

周囲に感謝することを根付かせるため、弊社では感謝のカードをたくさん送ったりもらったりしている人のTOP3を週次の朝会で表彰しています。

ただ、カードを送る人と送らない人は明確に別れてしまっているという現実もあります。OKWAVE GRATICAで感謝を送るのが得意な人もいるのですが、その人たちは時間の経過とともにカードの送信数は増えていきます。ただ気を緩めるとカード送信に参加する人の総数が減ってしまうため、カードを送らない人を少しでも減らす取り組みを検討しています。

カードを送っていない人にアンケートを取ってみたのですが、カードを送らない理由の大半は「カードを送ろうと思っていたが、忙しくて送るのを忘れてしまった」というものでした。そのため、カードを送る事を思い出すきっかけを多く作るようにしています。その一環として3ヶ月間でカードを多く送った人を表彰するという取り組みを行うことにしました。また、日報の中で「〇〇さんがこんなことをやってくれたのでGRATICAを送った」とか「みなさんGRATICAを送りましょう」というメッセージを送ってくれているメンバーがいます。こういった事を日報の中で触れてくれる事でみんなの目に留まるようになり、感謝を伝えることの大切さを毎日思い出してもらう事が重要だと感じています。

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OKWAVE GRATICAで社内の風景を確認

OKWAVE GRATICAを導入した結果、目的はある程度達成されていると感じています。 例えば「GRATICAを送っておいてね」というフレーズが社内で飛び交うようになりましたし、会社の雰囲気が明らかに良くなったと感じています。

また経営陣はそれぞれ、週末に誰がどんなことでカードを送っているかを確認するようにしているのですが、社内でカードがしっかりやり取りされているのが確認できると「会社が生きている」と感じるのは副次的効果ですね。現在は弊社も出社しないでリモートで仕事をするという働き方がメインですので、業務連絡として社内でSlackが流れるだけの状態になってしまい、社内での雑談や仕事の風景を確認する事ができません。そのためOKWAVE GRATICAで感謝の一覧を眺めていると社内のコミュニケーションの様子が確認でき経営者として安心します。

また、我々経営陣にカードが届く事は少ないのですが、それでも誰かからカードが送られてくると楽しい気持ちで一日が終われて精神安定につながっています(笑)。 もらえるカードの数は少なくても、感謝を伝える文化を社内に根付かせるため、まずは経営陣が積極的に感謝を送る事を愚直にやっていきたいと思っています。

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